なぜ、「自分ならでは」なのか?
「個」としての”キャリア自律(≠会社への依存)”。
”多様なメンバーとのコラボレーション”を通じた価値共創(プロジェクトベースでの働き方)。
これらの動きは、今後ますます加速していくことでしょう。
そのような中で、私たち一人ひとりには、何が求められているのでしょうか?
ここで重要になってくるのが、
”「自分ならでは(個としての独自性・芸)」を磨き・極めていく”という考え方です。
「自分ならでは」とは?
では、「自分ならでは」とは一体何なのでしょうか?
それは、“個としての独自性”であり、“芸”そのもの。つまり、“自分としての価値の出し方”。
私は、そう考えています。
もう少し分解してみましょう。
「自分ならでは(個としての独自性・芸=価値の出し方)」とは、「自分のモノサシ」と「武器となる得意技」の掛け算だと思っています。
「自分のモノサシ」とは、自身の“信念”や“価値観”、“判断基準”(モノの見方・考え方)のこと。
そして、「武器となる得意技」とは、その名の通り、“自身の強み”であり、“尖がりポイント”です。
具体的には、”思考力・企画力”や”コミュニケーション・巻き込み力”、”実行力” 等、一人ひとりの様々な強みがあるはずです。
そして、この「自分のモノサシ」と「武器となる得意技」を身につけていくことで、
「自分ならでは(個としての独自性・芸=価値の出し方)」が形作られていく・磨かれていくのではないかと思います。
「自分ならでは」を磨き・極めるためには?
~「プロジェクト=自分」、「仕事の再定義・プロジェクト化」~
では、「自分ならでは」を磨き・極めていくためには、どうすればよいのでしょうか?
“「自分ならでは」を磨いていく”上で、私が大事だと思っていること。
それは、「どんなプロジェクトに取り組んできたのか。取り組んでいくのか。それこそが、“自らを形づくり”、“生きた証”となる」ということです。
つまり、“自らが取り組む仕事/プロジェクトの積み重ね”でしか、自分自身や自身のキャリアは作られていかないということです。
とはいえ、すごい仕事やプロジェクトは、待っていれば誰かが与えてくれるものではない。
そして、私たちの目の前には、既に「すべき仕事」がある。
だからこそ、私が大事だと思っていること。
それが、「仕事の再定義・プロジェクト化」という考え方です。
つまり、
・今、「自分の目の前にある仕事(すべき仕事)」を、
・自らの手で、“ワクワクするプロジェクト”、“すごいプロジェクト”に変えていく
ということです。
本ブログの狙い
本ブログでは、若手ビジネスパーソン向けの”応援ネタ(参考情報)”を少しずつ発信していきたいと思います。
皆さん一人ひとりが、“自身の目の前の仕事を再定義・プロジェクト化しながら「自分ならでは(個としての独自性・芸)」を磨き・極めていく”ことを願って。
※記事のテーマ・内容は、気の赴くままに。更新は不定期です。
<人事/人材開発ご担当者の方へ>
若手社員向けの研修・トレーニング等のご相談は、こちらまでお問合せください。